子供乗せ電動自転車からのまさかの「転倒」。まさかで片付けてはいけない理由。
「 子供乗せ電動自転車」
私は上の子供が2歳前から、子供乗せの電動自転車を愛用していますが、
車の運転をしない私にとって
子供乗せ電動自転車は、とても便利で、なくてはならないアイテムです。
朝は出勤前に、子供を前と後ろそれぞれに乗せ、計2名の子供を乗せて、保育園と幼稚園のバス停まで送ります。
現在使用し始めて約3年弱ですが、初めて、
転倒しました( ;∀;)
後ろのシートに一人子供を乗せた状態で、、
幸い、子供も私もほぼ無傷でしたが、(細かく言うと私は膝に青あざ)
この痛くて恐ろしい経験が、少しでも世のお役にお母さんのお役に立てればと思います。
これから、子供乗せ自転車の購入を考えている方、ぜひこの記事を読んでいただき、
ご自身の心構えのベルトもしっかりと締めて頂きたいと思います。
※あくまでも私が経験した見解です。
もっと注意すべきことはあると思いますので、ご使用前にきちんと自転車の取扱説明書を読んでください。
【絶対に守ろうリスト】
- ①チャイルドシートベルトをしめる
- ②子供用ヘルメットを必ず着用する
- ③傘など車輪に巻き込まれそうな長い荷物をハンドルにかけない
- ④絶対に「慌てない 」 ←☆重要ポイント☆
- ⑤運転に「慣れ」ない。「過信」しない。
- ※ここには注意して!※
- ・最後に・・私が転倒し、親子とも無事だった理由とは
①チャイルドシートベルトをしめる
基本中の基本ですが、私は前に乗せる2歳の子はシートベルトは必ずつけています。
実は後ろに乗せている4歳の子は本人が嫌がるので、最近つけておらず、転倒した際も装着していませんでした。
ただ、今回はたまたま、道路に放り出される事もなく、本人が咄嗟に受け身をとったのか、無事でした。
個人的に思うのは、
前に乗せる子は基本的に低年齢であることと、椅子の高さが高いことなどを理由に、転落時に強い衝撃を受けると想像されるため、
前の子供乗せシートベルトは絶対に装着すべきだと思います。
後ろに乗せる子供にも、もちろんシートベルトは装着した方がいいとは思いますが、ベルトをしていたことで、転倒時上手い受け身を取りにくくなるなどのリスクはないのかな?との疑問もあります。
このような記事もあったので貼り付けておきます。
自転車のチャイルドシート、シートベルトは危険ではないのか? - 自動車情報誌「ベストカー」
②子供用ヘルメットを必ず着用する
これは、どんな短い距離でも、必ず前シート後ろシートどちらの子供にもしています。
短い距離でも、転倒するのはいつかわかりません。
基本中の基本です。
③傘など車輪に巻き込まれそうな長い荷物をハンドルにかけない
前と後ろに2人子供を乗せていると、荷物の置き場に困る場合があります。
私もついハンドルにかけてしまいますが、傘など長いものは、車輪に巻き込まれて、ハンドルが取られてしまう恐れがあります。
子供のせ自転車ではなく、独身の頃、私自身が自転車で何度か傘が車輪に巻き込まれて転倒した経験があります。
傘だけでなく車輪まで届いてしまう荷物は絶対にかけない方がいいです。
④絶対に「慌てない 」 ←☆重要ポイント☆
これは、意外に盲点で、今回私がこの記事を書くにあたって一番伝えたいことかもしれません。
今回、私が子供乗せ自転車で転倒した理由は大きく分けて2つ。
1つ目が、雨が降っていて、地面が滑りやすかったこと。
そして2つ目が、コレ。
「慌ててしまったこと」
普段、雨の日は地面が滑りやすいことは百も承知で、気をつけてゆっくりと走ったり、滑りそうな場所を避けて通ったり特に注意はしていました。
でもこの日は、少し慣れもあって、時間に遅れていました。
下の子供を保育園に送り届けた後、上の子供の幼稚園バスの停留所に到着した瞬間に、幼稚園バスが走り出してしまいました。
(もちろんバス側は私の存在に気づいていません)
普段起こらない予期せぬ展開に、私は慌ててしまい、
一度止まっていた自転車を急発進してしまいました。
車輪は、マンホールで一度滑り、恐らく、黄色い視覚障害者の方用の誘導路に車輪が迷い滑り。
↑この場所は晴れている日に走っても基本的に滑りません。
あと雨でも、慌てず気をつけていれば、転倒まではいかなかったかもしれません。
予期せぬ事態に慌てること。これは車を運転している時でも同じ危険があります。
とにかく、命より大切なものはないです。
(当たり前のことを言ってすみません。でも、本当です)
いかなる時でも、
「慌てない」「急がない」「自分のペースを守る」
これが鉄則です。
⑤運転に「慣れ」ない。「過信」しない。
比較的長く乗ってると、無意識に運転に「自信」がつき、無根拠な「過信」が起こりやすくなる気がします。
ついつい「スピード」を出してしまったり。
私が子供乗せ自転車を購入前に仲の良い友人3人に購入する自転車を相談したことがあります。
そして、その3人が3人とも、自転車で転倒した経験があるから気をつけてと言われました。
内1人は、子供を乗せていない雨の日に一人で。
内1人は、子供を乗せていた状態で、晴れている夕暮れ時に、空の月が綺麗で、子供と一緒に上を向いていたそうです。
注意が散漫になると、この重い自転車のハンドルを取られることなんて、容易なことです。
3人に注意されていたので、私は本当に日々の運転には注意していましたが、結局転倒してしまいました。
それだけ、本当に気をつけて運転しなければならないということです。
※ここには注意して!※
1.雨の日の運転→出来るならしない。
仕方ないときは、いつもよりも注意して!
マンホール、点字ブロック、視覚障害者の方用の黄色い誘導路は滑りやすいです。
2.段差を越えるとき
3.停車した状態から、動き出すとき
出発するとき、信号待ちから動き出すとき、バランスを崩しやすいです。
4.子供を乗り降りさせるとき
乗せるときは先ず「後ろの席から」、降ろす時は、先ず「前の席から」が基本のようです。
降ろす時に、まだ下の子供が乗っているのに、上の子供が後ろのシートからガタガタ降りて、自転車が揺れてヒヤッとした経験があります。
・最後に・・私が転倒し、親子とも無事だった理由とは
1.転倒した場所が広い歩道で、誰も歩いていなかったこと
2.車道にも車が走っていなかったこと
3.当時子供を後ろに1人しか乗せていなかったこと
→通常は前に2歳、後ろに4歳の二人を乗せていますが、事故当時は下の子を保育園に送り届けた後でした。
前にも乗っていたら、もっとバランスを崩していたかもしれません。
それにいつも前に乗せている子はまだ2歳で、うまく受け身をとれず大きな怪我を負っていたかもしれません。
そう思うと、ぞっとします。
4.乗っていた子供の年齢が4歳だったこと
→後ろの席に仮に下の2歳の供を乗せていたらと思うと、やはり、うまく受け身が取れず怪我をしていた可能性があります。
5.雨カバーをつけていたこと
→憶測ですが、擦り傷などを負わなかったのは、カバーのお陰かもしれません。
6.ヘルメットを着用してこと
→絶対に必要なものだと、改めて痛感しました。
7.走行中の転倒ではなかったこと
→転倒した時は、自転車を走らせている時ではなく、一度止まっている状態で、慌てて急発進しました。
スピードがある程度でている走行中ではなかったのが、まだよかったのかもしれません。
上記はあくまでも私が思ったことで、当たり前のことしか書いていないと思います。
ただこの当たり前のことを、当たり前でしょと思わず、常に心に留めておいてほしいと思います。
私自身も前と後ろ、両方に子供を乗せて電動自転車を走らせています。
だからこそ、その便利さを知っています。
だからこそ、その危険性も知っています。
転倒したときは、思いがけず、まさかの出来事でしたが、決して「まさかの」出来事ではないのです。
重い自転車に自分よりもはるかに大事なものを乗せて運転してるのですから、まさかがあってはならない。
危険は予測しながら、回避しなければいけないのです。
多忙な毎日ですとつい、便利さばかりに心が奪われてしまいがちですが、
「危機意識」も常に心に置いて、電動自転車と仲良く付き合っていけたらいいですね。
※私が電動自転車を乗るにあたり、よく参考にしているサイトです。
参考までにのせておきます。
何歳までOK? 子供乗せ自転車、前後に「親子3人乗り」する場合の安全ルール | HugKum(はぐくむ)