発表会で何もしない子、、気付かされたある言葉。
幼稚園、年少の夏のお遊戯会。
早生まれなので、まだ三歳。
だけど女の子ということや、それまで保育園に通っていて、親から見ても口が達者で、おませな性格。
同じく早生まれ兄が、年少の時のお遊戯会で、練習から真面目にやらず先生の手を煩わせていたことや、本番でも仁王立ちでまったくやらなかった経験あり。
だけど、妹は兄に比べても成長早いし、しっかり者だし、ちゃんとやるんだろうなぁなんて、過去のにがーい経験も忘れ、悠長に構えていた父と母。
根拠のない自信は見事に打ち砕かれ、
ほぼ何もやらず( ;∀;)
妹のお遊戯中、兄の苦い記憶まで一緒に蘇ってきて、ダブルパンチ。
周り見てもなんだかんだで、ほとんど皆ちゃんとやってる。
どうやら、うちの子たちは場の雰囲気に圧倒されやすい性格なんだろうな。
でもでも皆こんなに元気に動物さんの役やってるのに、なぜ一人そんな普通に歩いて登場??
緊張からか顔、強張ってるし=_=
ツッコミどころ満載過ぎて、終わったあと、夫と顔を見合わせて、双方苦笑い。
最近価値観の違い感じまくりのケンカの多い夫婦だけど、今回は二人の気持ちは、かなり通じ合うものあり(笑)
でも。
そこで、一緒に見ていた3歳上の兄が言った一言に、ぼんやりとショックを受けて靄がかかっていた私の目が突然覚めました。
「Cちゃん、少し跳ねてたね!最後の方はやってたね!」
私は出来いないことにばかりとらわれて、ほんの少しでも出来ている貴重な場面すら、自分の記憶から削除してしまうところだったのです!
息子は、子供だからてっきり大人以上に、オブラートに包まず、辛口コメント言うと想像していましたが、そもそも息子は私とは違う見方をしていた!
周りと比べて、ちゃんと出来ている出来ていないなんて、そんなの大した問題じゃない。
Cちゃんが、この大舞台で、
ほんのわずかでも自分なりにやっていたことがとても大切な事。
勝手な期待や理想で、勝手なショックを受けるのはまだ未熟な親だから仕方ないけど、
きちんとその子を見て、出来ていたことを褒めてあげよう。
そのことに瞬時に気づかせてくれたことや、当たり前に自然にそれができる息子もなんだか偉いなぁと感心させられた一日でした。