初めての出産。内診グリグリ「卵膜剥離」で悲鳴!陣痛飛び越え、破水から緊急帝王切開になるまで。
現在2児の母の私ですが、2度とも帝王切開手術で出産しています。
1人目が緊急帝王切開だったため、おのずと2人目も予定帝王切開で手術が組まれました。
1度目が帝王切開だった場合、2度目も帝王切開を勧められる理由は、子宮破裂のリスクが高まるから。
そこで、今回はそもそも1人目に、緊急帝王切開になった訳と流れを紹介していきたいと思います。
それは、もう3年以上前のことなのに、初めての出産ということもあってか、2人目より、かなり強烈に記憶に残っています。
一応、破水→陣痛→帝王切開と初めての出産を「フルコース?」まで行かなくても、一通り味わったので、これからご出産される方の参考になればと嬉しいです。
目次
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【陣痛促進歳による陣痛】
【帝王切開による出産】
【36週、37週検診での「卵膜剥離」】
私は2人とも里帰り出産しています。
里帰り前の病院でも、里帰り先の病院でも、毎回の検診で「平均より少し大きめの赤ちゃん。順調です。」と言われていました。
特にそれといった理由もないため、自然分娩を予定しており、正産期の37週を過ぎてからは、毎日ドキドキして過ごしていました。
検診が週に1回になる36週あたりから、先生には「赤ちゃん大きいのに、全然下りてきてなくて子宮口も全然開いていないので、もっとお散歩などをして歩いてください」と言われていました。
この産院の先生は、患者から見たら丁寧で優しい印象で、「帝王切開が上手な先生」という噂があり、評判もいい病院です。
36週で「全然下りてきていない」と言われたため、何となく油断して受けた37週の検診でのこと。
突然、「子宮口も全然開いてないから、ちょっと赤ちゃん出やすくするからぐりぐりするね」なんて声をかけられたような、違う声かけだったような。
もはや覚えていられないくらい、突然飛び上がるくらいの痛みが襲いました。
そう。これが、「卵膜剥離(らんまくはくり)」通称「内診グリグリ」です。
「卵膜剥離(らんまくはくり)」とは、赤ちゃんと羊水を包んでいる「卵膜」と、子宮の壁を刺激することで、陣痛を促す処置です。
つまり、刺激とは「卵膜を子宮の壁から剥がすこと」だそうで、この痛みに関しては、あまり痛くなかったという方も中にはいるようですが、不意打ちでされることもあり、皆さん結構「痛かった!」という意見が多く見られます。
※「卵膜剥離」ついてはこちらのリンクを参照しました。
baby-calendar.jp
例に漏れず、私もその一人。
ただでさえ、通常の内診でも痛いときがある体質なので、この内診グリグリは今でも思い出すと子宮が何となく痛くなるくらい、強烈な痛みだったのを覚えています。
しかも、私は37週でされた「卵膜剥離」では、特に「おしるし」的なものは現れず、38週のときに2度目の「卵膜剥離」をされました。
私の初めての出産は、実はここからカウントダウンが始まったのです。
【破水】
前述したように、通常は陣痛を促す目的ですが、私の場合、この2度目の「卵膜剥離」で、陣痛を飛び越えて「破水」をしてしまいました。
それも、夜中の3時。
突然「何か」がちょろっと出た感覚で、「ぱっ」と目が覚めました。
最初は尿漏れ?かもれなくて自信もなかったのですが、産院に電話をしたら、「とりあえず来てください」と。
そして、電話を切ったと同時に、じゃー!と本格的に「何か」が出てきました。
「何か」とはつまり「羊水」のことです。
急いで陣痛タクシーを呼んで、夜中の産院へGO!
破水をすると、48時間以内に産まないといけないとの説明を受け、その日は自然に陣痛がくるのを待ちました。
が。
陣痛は一向に起こらなかったのです。
それでは次の記事では、いよいよ陣痛から出産までの流れを紹介していきたいと思います。
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【おまけ】
陣痛タクシーは「もしも」の時にとても役に立ちます。
お産はいつ起こるかわからないので、身近に産院まで連れて行ってくれる人がいるという場合でも、念のため、登録しておくと安心です。
また田舎の方だと、夜中にタクシーが来てくれないとか、電話にでないとかあるかもしれません。
必要ないと思っても、登録して携帯の電話帳に入れておくことをお勧めします。