3歳で繰り返す中耳炎。滲出性中耳炎の「子供のサイン」を見逃さない方法とは【体験談】
現在3歳10ヶ月の息子ですが、11月から1月までの3ヶ月間で、中耳炎にかかった回数3回。
寒くなるこの時期、鼻水から始まり、最終的には咳が長引くといった形の風邪を繰り返しひいていて、それが原因の1つであるとは思います。
しかし、鼻風邪の症状が出ていたときは耳鼻科に行って、耳も一緒に診てもらえたので、中耳炎と気づきましたが、
特に咳だけで発熱もなかったため耳鼻科にいかなかった時は、うっかり中耳炎に気づかず、中耳炎を悪化させてしまったことがありました。
これは過去に息子が急性中耳炎を繰り返し、「滲出性中耳炎」になってしまった時のこと。
※下の写真は悪化してしまった時の数値です。
右も結構聞こえずらくなっているようで、左に関しては全然聞こえていないらしいです。
3歳児などの低年齢だと、大人と違っていつもと違う自分の不調に気づきにくいもの。
仮に不調に気づいていても、その通りに親に伝えることが難しかったりします。
そこで、今回はそんな実体験による反省から、
我が子の中耳炎を見逃さないための「子供のサイン」
を紹介していきたいと思います。
あくまでも我が子の場合ですが、参考になれば幸いです。
【中耳炎における『子供のサイン』】
目次
- ①耳を触る、もしくは耳の中を指でほじる仕草が多い
- ②テレビ、タブレットの音量をあげる、もしくはテレビに近づいて見ることが増える
- ③たまに「なんか聞こえない」と言う
- ④「え?なに?」とか、「いま、なんて言ったの?」と頻繁に聞き返す
①耳を触る、もしくは耳の中を指でほじる仕草が多い
これは、小さい子供は眠かったりしてもやる仕草なので、少し分かりにくいものですが、我が子は中耳炎がまだそこまでひどくない頃に、よく自分の耳の中に指を入れていました。
(むしろひどくなった時はあまりしていなかった気がします。)
若干の違和感を感じていたのかなと思います。
②テレビ、タブレットの音量をあげる、もしくはテレビに近づいて見ることが増える
意外と見逃しがちですが、これは、聞こえていないときに、ありがちな行動です。
自分で勝手に音量あげている場合もありますので「あれ?いつもよりテレビの音大きいかも?」と感じた時は要注意です。
③たまに「なんか聞こえない」と言う
これは我が子が中耳炎になり始めたと思われる時期(風邪が少し治まり咳が長引いている頃)に、たまに言っていました。
片耳を押さえ、「今聞こえない、あ、聞こえた」のようなことも言っていました。
いつも最後に聞こえたと言っていたので、じゃあ大丈夫か!と結論づけていましたが、それは間違い。
子供が「聞こえない」という時は、日常生活で、お風呂のお水が入ったの時とか、トンネルの中以外、あまり聞かないフレーズと思いませんか?
一度でも聞こえないと言われたら、うちではかなり疑いを持つように、注意しています。
④「え?なに?」とか、「いま、なんて言ったの?」と頻繁に聞き返す
このフレーズは、私が挙げた4つの中で最も要注意のものです。
この言葉が多くなっていた時に、耳鼻科に行った所、我が子の中耳炎はかなりひどい状態でした。(滲出性中耳炎)
(冒頭の写真の数値の時は、この言葉を何度も言っていました。)
私は、3歳という年齢的に、普段から「なんで?」「どうして?」と質問されることが多かったので、その1つくらいかと始めは思っていましたが、本当に聞こえていなくて、聞き返されていたのだということが、ひどい中耳炎だと判明した際に分かり、かなりショックを受けました。
以上、主に上記4つが息子の中耳炎になった時の様子です。
今振り返ると我が子は上記のような行動は、基本的には中耳炎の時しかしていません。
だから今後このようなことを行ったら、「中耳炎のサイン」だと思い、必ずすぐに耳鼻科に行くと思います。
最後に
我が子の中耳炎がこんなにも繰り返されて、私が強く意識していることは、、
『薬を全て飲み終えて、風邪症状もでていなくても、中耳炎が治ってるとは限らないので、必ず、再度耳鼻科に行って、治ってるか診てもらう』
ということ。
我が子のように、急性中耳炎を繰り返し、滲出性中耳炎になると、難聴のリスクがあるため、早急に治療が必要になります。
まずはそうなる前に、「風邪は最後までしっかり治して、念には念を入れる」ことがとても重要なことなのです。