子供の前で夫婦喧嘩していたら、子供がドラえもんになってポケットから出したものとは?!【体験談】
新型コロナウイルスによる自粛生活が長引いています。
自粛生活で家に引きこもる日がつづくことで、家庭内DVや幼児虐待などが増えるとニュースで見たとき、納得したくないけれど、なんとなく分かってしまう、なんとも言えない苦い気持ちになりました。
自粛生活+ゴールデンウィークで、我が家では夫婦喧嘩が確実に増えたように思います。
もともと、お互いに思ったことを溜め込まない性格なので、普段から口喧嘩は多い方かもしれません。
しかし、子供が生まれ、さらに上の子はもう4歳。
子供の前でけんかは絶対よくないなとは思い、最近では、言い返したい時、一度口から出そうになる言葉を飲み込むように努力していました。
上の子はどちらかというと、いい意味でも悪い意味でも周りをよく観察するタイプ。
けんかしてると、すぐに気づくし、少し気を遣ってるような素振りがあります。
それをみた親として、しまった!と思う瞬間です。
でも、性懲りもなく、昨日も口喧嘩をしてしまった時のこと。
声高に、主人の意見に反論している私の腰あたりに、4歳の長男が、ぶつぶつつぶやきながら、なにか当ててきました。
見ると、ブロックで作った何か。
「ん?なにつくったの?」
「仲良しボタンー!」
と、ドラえもんがポケットから道具を出す時の真似をして、見せてきました。
最近、ドラえもんのアニメにはまり、得意のブロックで、ドラえもんのアイテムを何かしら作るのが、彼のマイブーム。
「仲良しボタン、ピッ」
そして、ご丁寧に、何度か仲良しボタンを私に向かって押してくれました。
その瞬間、
強烈な後悔と自責の念。
子供に気を遣わせて、大好きなドラえもんで、こんな道具を作らせてしまいました。
夫婦喧嘩は犬も食わないといいますが、喧嘩の理由なんてそれくらいくだらないものなのに、子供の心はしっかり食らってしまってるんです。
100歩譲って、夫婦喧嘩はあるとして、子供の前で喧嘩のするのは、百害あって一理なし。
思い知れ。
私と旦那さん。
これからは仲良しボタン、こっそりお借りします。