転校、転園に悩まされる。子供に一日50回以上同じことを言われ続け、母はさすがに寝込みました。【リアルタイム体験談】
タイトルの通り、現在進行形で、年中の4歳の息子の、目が合えば繰り返される同じ言葉に悩まされています。
その言葉とは。
「幼稚園で、ママいなくて寂しい。」
そして、その言葉の真意は
不安。
朝起きてから寝るまで、口を開けば、もしくは私と目が合えば、冗談じゃなく、一日に50回以上このようなフレーズを言います。
「幼稚園にママがいないから頑張れない」
「幼稚園でママいないから寂しいけど我慢する(もしくはできないという時もあり)」
「ぼく幼稚園でちょっと寂しい気持ちになるんだ」
このように言い方はちょっとずつ変えてきたりしますが、結局同じ内容のことを言ってきます。
しかも、時には目に涙を浮かべるので、母の心に言葉のナイフがぐさぐさ刺さってきます。
そもそも、もう年中なのに、どうしてこんな事態になったのか。
その、明らかな理由は
引越&転園による“ 環境の変化 ”
ちなみに息子の年齢は、冒頭で書きましたが、現在4歳の幼稚園児。年中クラス。
3月生まれのため、クラスでは月齢的には一番下と思われます。
性格は
基本的に人見知りはなく、おしゃべり&超がつく程わんぱく。
そのくせに、実はけっこう繊細な所がありますが、そんな繊細な部分は一見ではまったく気づかれません。
年少のときに一年間お世話になった担任の先生や、赤ちゃんのときから知っているママ友は、さすがにこの繊細さに気付いてくれていますが、そのレベルの関係性までいかないと気づかないほど、本当に普段の姿からは想像できません。
とにかく、通常は元気いっぱいのうるさい男の子なんです。
それが、
この4月から、引っ越し、転園。
さらに、コロナの影響で新しい幼稚園もなかなか始まらず、家で母と過ごす時間増える。
やっと幼稚園が始まったと思いきや、一日置きの分散登園。
しかも、年少の頃は徒歩通園で私も幼稚園まで一緒でしたが、新しい幼稚園はバス通園。
なんだか、様々な変化が要因となり、子供の心のバランスがぐらんぐらんになってしまったのかもしれません。
2回目の登園以降、
行きのバス停で号泣するようになりました。
思い起こせば、年少で初めての幼稚園に通園したばかりの時も、泣きながら幼稚園に手をつないで行きましたが、それも始めだけ。
だから今回も、毎日幼稚園に行くようになれば、きっと慣れて、また元気いっぱいの息子に戻るさ!
なーんて悠長に構えていたら。
始まりました。
朝から晩まで、
「幼稚園で、ママいなくて寂しい。」の嵐。
慣れない幼稚園での緊張状態とか、年中からの転園で周りとのアウェイ感を無意識に感じちゃってるのかぁとか想像して、親としてもとても切なくなります。
公園では知らない子とも、自分から積極的に近づいてる遊ぶような子なので、新しい幼稚園でも、すぐに友達作って、楽しそうに通うんだうなぁなんて、お気楽に考えていた母親としての認識の甘さ。
そんな私なんかよりも、ずっと繊細だったこもを思い出しました。
とにかく、テレビ見ている合間、ご飯食べている最中、寝る前、隙間時間を見つけては、言ってくる言ってくる。
言い始めたばかりのときなんて、寝言でまで言ってたのに、朝起きての開口一番もこれ。
リアルに一日50回以上は言われすぎて、言われ始めた初日は、
子供の言葉の矢の雨が、直に私の心に降り注ぎ、痛すぎて寝込みました。
というか、もともとおしゃべりな性格も加勢してか、とにかくこの話ばかり。
かわいそうだけど、言われすぎて、正直
もういい加減にしてくれ。
でも、さっき本人も言うことが癖みたいになりすぎて、
「ママ、ぼく幼稚園いくのさびしいんだ、だからおやつちょうだい。」
もはやただの
枕詞状態。
まぁとりあえず今は、受け流しながら受け止めて、様子を見ながら、ひっそりとエールを送ろう。
息子よ。
きび団子はたくさん用意しておくから、早く、さると、きじと、犬を見つけて、ナイーブな心の鬼退治に出掛けて、鬼を追い出しておくれ。