県外に引越したら、水道代が3倍に。その驚きの原因と、半額まで下げた方法とは。【体験談】
今年の4月から、
大阪から福岡に引越しした際、
福岡での最初の水道料金の高さに、仰天しました。
今回は、この
「高額な水道料金」の
原因とその後の対応策
について、書いていきたいと思います。
目次
- (1)県外に引っ越したら、水道料金に仰天!
- (2)確認① 水道局に電話してみる
- (3)確認② 自分で1日の使用量の平均を算出する
- (4)確認③ 水漏れがないか確認する
- (5)確認④ 最後にこれだけはすべし→「管理会社」への問い合わせ
- (6)結論→入居前に水道が使用されていたことが判明
(1)県外に引っ越したら、水道料金に仰天!
うちの家族は、夫、私、小さい子供2人の4人家族。
までも、今回も共通するのが、割と世帯数が多めの賃貸マンション居住という点です。
今
これまで、私の悪い癖で、特別節水などを心掛けず、生活していました。
大阪での水道代はおおよそ2ヶ月で、8000~9000円前後。
子供が出来てから季節問わず、湯船に湯を沸かして、洗濯もお風呂の残り湯などを使用せず、1日1~2回やっていた結果の料金でした。
しかし。
福岡に引っ越してからも、同じように生活し、水を使っていたところ、初めての水道代が。。
な、な、なんと!
42日で、27‚110円!!😵
えええぇぇぇーー!!
今までの約3倍以上?
驚きとショックと、また先行き不安が混在し、動悸がとまりませんでした。
(2)確認① 水道局に電話してみる
そもそも福岡が、というか私が住んでいた福岡市が、他県に比べて水道料金が少し高いという話は聞いていましたが、それにしても高過ぎではない?!
確かに、何も気にせず、ジャージャー水を使っていたような気もしますが、どこか水漏れしていたわけでも、お風呂を溢れさせていた日がある訳でもないのに?
参考までに、まったく同じ家族形態の友人に確認をとったところ、2ヶ月で10000円はいかないとのこと。
(ただし、基本的にあまり湯船に湯を張らないらしいのですが。)
なので。
水道局に、確認の電話をしました。
請求は4月1日~5月12日までの42日間分。(最後の検針日5月12日)
請求額は27,110円
水道局に電話して、最初にでたオペレータさん曰く、
最後に検針した5月12日の前に検針したのは、3月16日。(請求書には前回検針日は4月1日と記載されていますが、確認したところ、我が家の使用開始日として書いているようです)
私たちが引っ越してきたのは4月1日だから、その空白の約15日分は使用しててもしていなくても、水道局で決められた分量に対する料金は差し引いているとのこと。
しかし、それにしても高すぎませんか?
(3)確認② 自分で1日の使用量の平均を算出する
どうしても、自分で何も確認しないで泣き寝入りして、支払うのは出来ないと思い、
実際に、自分で検針盤を見て、一日の使用量の平均を出してみました。
やりかたは、簡単。
まずは最後の検針日から自分で検針した日までの日数を合計し、そして最後の検針の数値から自分が検針した日の数値を引いたものを、前述した日数で割り算するというもの。
結果は、請求のあった40日の水の使用量とは明らかに異なるものだったのです。
(4)確認③ 水漏れがないか確認する
上記のことを電話で水道局のオペレーターの方に話したら、今度は実際に検針にきてくれる作業員の方が実際に訪問して直接お話することとなりました。
まず、第一に確認するように言われたのは
「どこか水漏れをしていないですか?」
でもそもそも水漏れしていたら、私が自分で算出した直近の使用量も多いはず。
でもそうではないということは、そもそも水漏れではないような。。
という葛藤はありつつ、とりあえず自分で気づかない場所で水漏れを起こしているかもしれないので、素人の私でもすぐにわかる方法で水漏れの確認方法を教えてもらいました。
その方法とは自分で検針盤の針が揺れていないかを見に行くこと。
玄関の外にある検針盤の針が、自分が思い当たるすべての水の使用を中止した状態で、動いていないか確認する。
そこで、少しでも動いていたら、水漏れがどこかで発生しているらしいのです。
しかし・・・
結果、針は一ミリも動いておらず、結果水漏れはしていないとのこと。
そして水道局の方からは
「水漏れなどが原因でない場合は、こちらも他に確認のしようがないため、支払ってもらうしか他ありません」
と、やや申し訳なさそうに、でもはっきりと言われてしまいました。
がーん。
さあ、一体どうしよう。
このまま泣き寝入りしなければならないの??
(5)確認④ 最後にこれだけはすべし→「管理会社」への問い合わせ
私がショックでうちひしがれていたら、水道局の方が最後にこれだけは確認した方がいいとおっしゃってくれました。
それは
管理会社に「自分達が入居する前に清掃でこの部屋の水を使用しなかったかどうか」ということを問い合わせる。
通常は居住者がいない状態で使用した場合は、連絡がいくらしいのですが、今回は連絡がきていないとのこと。
そのため、水道局の方から管理会社に直接連絡を入れることは出来ないようで、とにかく
その後の入居者の私が、管理会社に確認+交渉?するしかないようなのです。
(6)結論→入居前に水道が使用されていたことが判明
これが本当に最後の手段となり、大げさですが、藁にもすがる思いで、管理会社へ連絡しました。
前述したように、入居する前に最後に検針された日は3月16日。
入居は4月1日。
「この誰も住んでいない期間に、現在我が家の水道を何らかの理由で使用してはないでしょうか?」
答えは
まさかの
「イエス」
憤りというよりも、むしろ原因がようやく判明して、安堵感でいっぱいでした。
管理会社の話では、その間に、クリーニングなのか清掃が入って、水道を使用していたようです、とのこと。
もちろん謝罪をしていただき、その空白の期間の細かい水道使用料は今となっては分からないので、水道局と相談してその分はもちろん管理会社へ請求がいくこととなりました。
そして、今回請求のあった我が家の42日間の分は、直近の我が家の水道使用量などから1日のおよその使用量を算出してもらい、発行し直してもらうことになりました。
その額なんと
42日で、11,580円!!
始めの27‚110円の請求から、半額以下となりました。
高額ですが、払えない額でもないし、面倒だし、確認することを躊躇したりもしましたが、最後まで諦めなくてよかった。
そして、今回のこの出来事で、私自身が一番得たものは、
「水を大切にしよう」
という心がけ。
最初の高額請求がきたときに、この調子で使い続けていたら、毎月どんなことになるのだろうという恐怖がありました。
結局は、原因は我が家ではなかったのですが、節水を志すかなりいいきっかけにはなったので、今となってはいい経験です。